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ホワイトカラーエグゼンプション(ホワイトカラーイグゼンプション、white collar exemption、ホワイトカラー労働時間規制適用免除制度)について考えるブログ。ホワイトカラーエグゼンプション関係のあるの情報を集めてみました。
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Wed 18 , 11:41:50
2007/04
はじめに
ドイツの労働時間について、
2004年は、7月のジーメンス生産地確保協定に見られるように、
労働組合が失業対策としての時短を放棄して、
雇用確保のために労働時間延長(週40時間労働への回帰)
に合意したことが、
まず特筆されなければならない。

2004年5月にEUが東欧10ヶ国に一気に拡大したことが
この直接の契機になったと思われる。

次に、医師の待機時間を労働時間であると判断した、
EC裁判所の判決を受けて労働時間法
(Arbeitszeitgesetz。以下「ArbZG」という。)が改正され、
2004年1月1日から改正労働時間法が施行されている。

スペインの公立病院の医師の
待機時間(Bereitschaftsdienst)を労働時間と認めた
EC裁判所2000年10月3日判決(Simap事件)及び
同判決に従った連邦労働裁判所(BAG)2003年2月18日決定及び
BAG2003年6月5日判決に適合させるために、
待機時間を労働時間ではなく休息時間(Ruhezeit)と
規定するArbZG5条3項及び
7条2項1号から待機時間の文言を削除するとともに、
ArbZG7条1項1号a及び4号aにおける
手待時間(Arbeitsbereitschaft)に加えて待機時間が挿入され、
待機時間が労働時間の相当部分を占める場合には、
労働協約、事業所協定及び職員協定によって、
1日10時間を越える労働時間を
合意することができることになった(ArbZG7条1項1号a)。


さらに、労働協約又は
これに基づく事業所協定により、
同じく、労働時間の中に常態としてかつ
相当程度に手待又は待機が含まれている場合には、
最長労働時間の規定(ArbZG3条)、
最低11時間の休息時
間(ArbZG5条1項)及び原則として
1日8時間を超える深夜労働の禁止(ArbZG6条2項)
にもかかわらず、
1日の労働時間を時間外労働の補償(調整)なしに
8時間を超えて延長することができる(ArbZG7条2a項)。

なお、この場合には、
当該労働者の個別の書面による同意も必要である(ArbZG7条7項)。


ドイツでは、
労働時間に関する学説の関心は
決して高いとはいえないが、
最近では、労働時間の柔軟化が進み、
この問題に関して、裁判例・学説の検討が行われ始めている。

本稿では、
ドイツにおけるホワイトカラーの
労働時間に焦点を当て、
労働時間の法規制の内容を概観した後で、
柔軟な労働時間制度について検討を加える



労働政策研究報告書
2005
JILPT:The Japan Institute for Labour Policy and Training
諸外国のホワイトカラー労働者に係る
労働時間法制に関する調査研究
労働政策研究・研修機構
No. 36 より。
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